【インド英語】旅行者、駐在員必見!発音解説付き単語集(後編)

タージマハル

臆病者のおっくんです。

今回は語学に関係する内容です。この記事は、サバイバルそのものであるインドでの生活/ビジネスにおける負担を語学面で少しでも和らげるための記事(後編)です。

ここまで前編と中編では以下の単語を取り扱いました。

前編:コミュニケーションに誤解が生じたり、辞書で調べづらかったりする単語

中編:インドでビジネス/生活をする中でよく耳にする/使えると便利な単語(意味が分かりづらい)

後編では、インドでビジネス/生活をする中でよく耳にする/使えると便利な単語で、日本人にも意味が何となく分かるものを紹介したいと思います。

※以下で紹介する単語がインドだけで特別に使われるという訳では場合もありますのでご注意ください。

中編で「4.」までいきましたので、後編は「5.」からスタートです。

 

5.インドでよく聞く/見る単語(意味も何となく分かる)

 

以下の単語は、インドで頻繁に聞く/見る単語です。日本語を母語とするおっくんにも意味は何となく予想ができるので、「聞いたことある」「見たことある」「インドあるあるだなあ」という感じで眺めてもらえると幸いです

(1)Sir/madam(サー/マダム)

Sir/madamは、目上の人の名前や接客時に相手の名前を呼ぶときに名前のすぐあとに付けられます

【例】Good morning, Okkun sir.

そのほかにも、文章の末に付けて丁寧な印象を相手に与えることも可能です

【例】Good morning, madam. How are you, madam? Sure, madam. I will do it immediately, madam.

相手の言ったことが聞こえずに聞き返すときにも使われているのを聞いたことがあります

【例】

Mr. A:”zxcvbnm.”

Mr. B:”Sir?”

(2)Function(ファンクション)

Functionは、「機能」という意味に馴染みがあると思いますが、「行事」という意味で使われるケースを耳にします。

【例】I was on leave to attend the function.

(3)My native place(マイネイティヴプレイス)

My native placeは、「実家(とそのエリア)」の意味でよく使われます。逆にHometownはあまり耳にしません

(4)Two wheeler(トゥーウィラー)

Two wheelerは、「バイク」の意味です。逆にMotorcycleはあまり耳にしません

(5)Washroom(ウォッシュルーム)

Washroomは、「お手洗い」の意味です。逆にRestroomはあまり耳にしません

(6)Specs(スペックス)

Specsは、「眼鏡」の意味です。逆にGlassesはあまり耳にしません

(7)Take away(テイクアウェイ)

Take awayは、「持ち帰り」の意味です。逆にTo goはあまり耳にしません

(8)Managing director(マネイジングダイレクター)

Managing directorは、「社長」の意味です。逆にPresidentはあまり耳にしません

(9)Good name(グッドゥネイム)

Good nameは、「お名前」の意味です。

【例】May I have your good name?(あなたのお名前をお伺いしてもよろしいですか?)

(10)Double(ダボー)

Doubleは、数字を読み上げるときによく使います

【例】My mobile number is 123 445.(マイモバイルナンバーイズワントゥートゥリーダボーフォーファイヴ)

(11)To let(トゥーレットゥ)

To letは、「(賃貸の)借手募集中」の意味です。逆にFor rentはあまり目にしません

街中でよく見かけると思います。

(12)Dustbin(ダストゥビン)

Dustbinは、「ゴミ箱」の意味です。逆にTrash boxはあまり耳にしません

(13)a/c(エーシィー)

a/cは、「Air conditioning」の略語です。ホテル、電車、バス等に自慢げに表示されているのをよく見かけます。「Account」の略語として使用されているのも目にしたことがあります。

(14)Bachelor(バチェラー)

Bachelorは、「独身男性」の意味です。「学士」という意味の方が馴染みがあるのではないでしょうか。逆にunmarried / single manはあまり耳にしません

(15)Comforter(コムフォーター)/ Duvet(ドゥヴェイ)

Comforter / Duvetは、「掛け布団」の意味です。逆にBlanketはあまり目にしません

 

6.番外編

最後に番外編ですが、これは英語とは無関係ですが、知っておいて損はないと思います。

(1)ボディーランゲージ

小指を立てて見せつけられることが稀にあります。それは、トイレに行きたいですという意思表示です。

小指

(2)危ない単語

日本人は会話中に言葉が出て来ずに「えーっとね」と言うことがあると思いますが、「とね」という言葉がカンナダ語(カルナータカ州の公用語)では、「おち○ち○」に聞こえるそうです。

 

 

以上、後編ではインドでビジネス/生活をする中でよく耳にする/使えると便利な単語で、日本人にも意味が何となく分かるものをご紹介しました。

【インド英語】旅行者、駐在員必見!発音解説付き単語集(中編)

タージマハル

臆病者のおっくんです。

今回は語学に関係する内容です。

この記事は、サバイバルそのものであるインドでの生活/ビジネスにおける負担を語学面で少しでも和らげるための記事(中編)です。

前編では、コミュニケーションに誤解が生じたり、辞書で調べづらかったりする単語を取り扱いました(前編はこちら)。

後編では、インドでビジネス/生活をする中でよく耳にする/使えると便利な単語で、特に日本人には馴染みがないと思うものをご紹介したいと思います。

※以下で紹介する単語が世界中でインドにおいてのみ使われるという訳ではないのでご注意ください。

前編で「3.」までいきましたので、中編は「4.」からスタートです。

 

4.日本人には馴染みのない単語(意味が分かりづらい)

以下の単語は、日本人のおっくんにはあまり馴染みのない単語です。たぶん学校で習わなかったからだと思いますが、数も多くないのでぜひここで覚えてしまうことをお勧めします。

(1)Hence(ヘンス)

Henceは、「Therefore(それゆえに)」の硬い表現です。

インド人はこのような硬い表現をメール等の文中で好んで使用する傾向があるようです。

(2)Lakh(ラック)

Lakhは、「Hundred thousand(10万)」の言い換えの表現です。

Lakhという概念が広く普及しているため、それが書き言葉にも影響し、「1,00,000」となって「,」の位置がLakhを数えやすい位置に打たれているケースを多く見かけます。

このケースで「コンマの位置がおかしいよ」と指摘してしまうというのは多くの方が経験しているかもしれません

(3)Crore(クロール)

Croreは、「Ten million(1,000万)」の言い換えの表現です。

書き言葉では「1,00,00,000」となります。

(4)Thrice(トゥライス)

Thriceは、「Three times」の言い換えの表現です。

Once, Twice, Thriceという具合です。

(5)Challan(チャラン)

Challanは、「Official form」の意味で使われる表現です。

納税関係書類のことをChallanと読んでいるケースを耳にします。

(6)Slab(スラブ)

Slabは、「厚板」を意味する単語です。

所得税を計算する際、所得を一定額を基準に2つに分けたとして、一定額以下の部分をFirst slab、一定額を超える部分をSecond slabという風に呼び分ける際に使われます。

(7)Prepone(プリポーン)

Preponeは、「Postpone」の対義語です。

(8)Fortnight(フォートゥナイトゥ)

Fortnightは、「Two weeks」の言い換えの表現です。

言い換える必要ありますかね・・

(9)Batch(バッチ)

Batchは、「Group」の意味で使われる表現です。

研修の受講生を2グループに分けるような時に、1グループ目をFirst batch、2グループ目をSecond Batchというような具合に呼び分けます

(10)Petrol(ペトゥロール)

Petrolは、「Gasoline」の言い換えの表現です。

(11)u/s(アンダーセクション)

u/sは、「Under section」の略語です。

【例】I need to follow the income tax act u/s 100.

(12)Comforter(コムフォーター)/ Duvet(ドゥヴェイ)

Comforter / Duvetは、「掛け布団」の意味です。逆にBlanketはあまり目にしません。

 

 

以上、インドでよく聞く/見るけど日本人に馴染みのない単語でした。まだ紹介したい単語が続きますので、本日は一旦ここで終了とします。

次回は、後編として「インドでよく聞く/見る単語(意味も何となく分かる)」をご紹介します。

【インド英語】旅行者、駐在員必見!発音解説付き単語集(前編)

タージマハル

 

 

臆病者のおっくんです。失敗と挫折だらけの人生ですが、実際の経験によって得た知識を同じような悩みを抱える読者の皆さまと共有したいと思います。

今回は語学に関係する内容です。おっくんには、これまで1回の留学経験(アメリカ)、3回の海外出張経験(中国×1回、インド×2回)と1回の海外駐在経験(インド)がありますが、インドでの生活/ビジネスは、おっくんの語学力不足を差し引いてもサバイバル。この記事は、インドでの生活/ビジネスにおける負担を少しでも和らげるための記事(前編)です。

タージマハル

1.意味を取り違えやすい単語【最も重要】

以下の単語は、日本語を母語とするおっくんの頭にある単語の意味とインドにおけるその単語の意味が異なるものです。つまり、これらの単語はインドにおいての意味をきちんと理解しておかなければ、誤った理解の下で会話が成立してしまいます。その意味で今回の記事で、前編・後編を通じて最も重要だと思います。

(1)Convention hall / center

Convention hall / centerは、多くの場合、大規模会議場ではなく「結婚式場」を指します。

(2)Hotel

Hotelは時として、宿泊室としてのホテルではなく「レストラン」を意味することがあります。

(3)I have a doubt.

I have a doubt.という文章は、「質問があります。」という意味です。

あなたは疑われているわけではないので気分を害す必要はありません。

(4)1st / First floor

1st / First Floorは、地上階ではなく、「地上階の1つ上の階」を指します。

(5)Birthday party

Birthday partyは、日本では誕生日の人の家族・友人が開くものだという理解が一般的だと思いますが、インドでは「誕生日の本人が開くもの」とされているようです。

インド人から「あなたのBirthday Partyまだやってないね」と言われたらそれは、「早くご馳走してくれ」と言われているのと同義です。

(6)Executive

Executiveは、幹部ではなく「担当レベルの人」を指します。

「この人はExecutiveです」と紹介されてその人の見た目がすごく若くても驚くことはありません。ごく普通のことです。幹部は「Top management」ということが多いと思います。

(7)Tea / Coffee

Tea / Coffeeは、「ミルク・砂糖入りの紅茶/コーヒー」を指します。

ミルク・砂糖が不要な人は、「Black tea / coffee」と伝えましょう。逆にインド式が好みの方は「Indian / Regular tea / coffee」と伝えましょう。

紅茶

 

2.発音がイメージと異なる単語【要注意】

「郷に入っては郷に従え」とはまさにそのとおりで、単語の発音はその土地の人のそれに合わせた方がコミュニケーションはよりスムーズになると思います。以下は、インド生活の中で日本語を母語とするおっくんには聞き取りづらい又は自分が話すときの発音と違うと感じる単語(聞き言葉)です。

聞き言葉は、書き言葉と違って、音を拾えなかったら辞書で意味を調べたりすることが難しいので要注意です。

(1)Birthday

誕生日を意味するBirthdayですが、インド人の発音は、「バーデイ」「ブーデイ」と聞こえます。

(2)Cucumber

きゅうりを意味するCucumberですが、インド人の発音は「クッカンバ」と聞こえます。

(3)Wednesday

水曜日を意味するWednesdayですが、インド人の発音は「ウェドゥネスデイ」と聞こえます。

(4)Schedule

予定を意味するScheduleですが、インド人の発音はイギリス式で「シェジュール」です。

(5)Wet towel

ウェットティッシュを意味するWet towelですが、インド人の発音は「ヴェッタヴ」と聞こえます。

私の場合は最初「ヴェジタボ(Vegitable)」と聞き違えてしまいました。

(6)Pizza

ピザを意味するPizzaですが、インド人の発音は「ピッザ」と聞こえ、「ピッツァ」とは言わないようです。

(7)Receiptレシートレシプト

レシートを意味するReceiptですが、インド人の発音は「リシィプト」と聞こえます。

「リシィートゥ」で通じなければ、インド人の立場になって「リシィプト」と言ってみましょう。

(8)kg

キログラムを意味するkgですが、インド人は「ケージー」と読みます。

 

 

3.英語以外の頻出語【要注意】

以下の単語は、元々インドの公用語のヒンディー語に由来するものですが、英語での会話の中でも当然のように使われます。そもそもアルファベットのスペルが決まっているわけではないので、辞書で意味を調べるのが難しく、これまた要注意です。

(1)ティーケェ

ティーケェは、「OK」を意味する単語としてよく使われます。

(2)チャロ

チャロは、「行きましょう」を意味する単語として「Shall we (move)?」と言う文脈でよく使われます。

(3)プージャ

プージャは、「祈りの儀式」を意味する単語です。

インドの人口の約8割を占めるヒンドゥー教徒にとってプージャは生活に密接に結びついたものです。

(4)ノート・エーク・ドォ

ノートは「0」、エークは「1」、ドォは「2」を意味する単語です。

数字の概念を世にもたらしたのはインド人と言われていますが、そのこだわりがあるのか、数字の0・1・2はよくノート・エーク・ドォが使われています。特に会議室やホテルの客室を言い表すときに「トゥーノートワン(201)」などと言って使われることが多いです

(5)ムルグ

ムルグ(Murgh)は、「チキン/鶏肉」を意味する単語です。

インド料理を食べに行くとメニューが豊富で注文に迷いますが、同じ店のメニューの中に「Chicken ○○」という料理や「Murgh ○○」というが並存しているので奥が深いと感じます。

 

コミュニケーションに誤解が生じたり、辞書で調べづらかったりする単語を前編で取り扱いました。

後編では、インドでビジネス/生活をする中でよく耳にする/使えると便利な単語をご紹介したいと思います。