臆病者のおっくんです。
失敗と挫折だらけの人生ですが、実際の経験によって得た知識を当ブログの中でご紹介します。
今回はインド生活に関係する内容です。
おっくんには、これまで1回の留学経験(アメリカ)、3回の海外出張経験(中国×1回、インド×2回)と1回の海外駐在経験(インド)があります。
中でもインドでの生活/ビジネスは、言語・文化・気候が他国と全く異なりサバイバルそのもの。
この記事は、インドでの生活/ビジネスにおける負担を少しでも和らげるべく、ちょっとした知恵をご紹介する内容です。
1.お誘いは突然・・
インドで生活をしていると、職場の同僚等、知人/友人のインド人から自宅に招かれることがあります。
私の場合は、通勤で同じ車に乗ってそれぞれの自宅に帰る途中に「うちで一杯お茶でもどうですか?」というパターンや、何か借りていた物を返しに上がった時に招いていただくパターンでした。
2.お茶のお誘いをお断りするのはもったいない!
結論から言うと、この誘いはお断りするのはもったいないと思います。
なぜなら、
①せっかく友好の印にお誘いいただいている
②文字どおり「一杯」だけの時間の滞在となる可能性が高い
からです。
「手ぶらで良いのか」「英語で気まずくならない程度に会話を持たせられるだろうか」「お作法も知らずにお邪魔して失礼を働かないか」といった不安もあるかと思いますが、上記のとおりお茶一杯を飲むだけなので全く問題ないです。
3.本当にお茶一杯で終わるの?
お茶一杯の時間でおいとますることが礼儀的に間違っておらず確からしいことは、おっくん(×4回)、おっくんの妻(×1回)が身をもって実証済みです。
インドで初めて現地の方のお宅にお邪魔したときは少し失敗してしまったと思います。
そのときは勝手が分からず、かつ緊張もあって何をしゃべろうか一生懸命考えながらお話をしていたら、出していただいたお茶があまり進んでいませんでした。
しばらくしてから現地の方の口数が少なくなってきたことに気付き、ようやく急いでお茶を飲み干しました。
すると、現地の方は(若干嬉しそうに)「ぜひまた来てください」と言葉をかけてくださり、自然な流れでおっくんは帰宅することになりました。
その後も、別のインド人の方のお宅に何度かお邪魔しましたが、適度なペースでお茶を一杯だけ飲み干すと、「また来てください」と言っていただいたり、「次はぜひおっくんの家にも来てください」と自ら言ってみたりして、現地の方と楽しい交流の時間を持つことができました。
4.実際の流れ
少し英会話も混ぜて実際の知人/友人宅訪問の流れを見てみましょう。
相手:Please come to my house.
自分:Is it OK?
相手:OK, please.
自分:Thank you.
~~~知人/友人宅に入る~~~
自分:(家の中を見渡しながら)Very nice.
相手:This is my wife.
自分:Nice to meet you. I am ○○(名前).
相手:Please have a seat.
自分:Thank you.
~~~会話が持たない場合~~~
自分①:I like that ○○(物を指し示しながら).
or
自分②:Can I take a look at that ○○(物を指し示しながら)?
※おっくんの訪問したお宅はいずれも写真、置き物、表彰状、ヒンドゥー教の神棚等がリビングルームに飾られていて、知人/友人に質問すると喜んで説明してくれました。
~~~帰宅時~~~
(お茶を飲み干し、会話も落ち着いたタイミングで)
自分:Thank you for inviting me. I enjoyed the tea and snacks.
相手:You are most welcome.
(立ち上がりながら)
自分:Please come to my house, too.
相手:Sure, thank you.
(手を振りながら、お辞儀をしながら)
自分:See you. or Good night.
5.自宅に招く場合
逆に知人/友人を自宅に招く場合は、
①簡単に出せる飲み物を用意しておく
②話題になるような写真、置き物を飾っておく
と良いと思います。
ちなみに、インドではスーパーマーケットにインディアンコーヒーの原液が売られていて、それなら来客時に温かいミルクと混ぜるだけでサッと提供しやすいです。
タイミングは、突然でも一向に構わない文化のようですので、帰宅の車が現地の方と一緒だった時などに試してみると良いでしょう。
インドの方との交流を深めるために、ぜひ参考にしてみてください。
20年8月23日