臆病者のおっくんです。
失敗と挫折だらけの人生ですが、実際の経験によって得た知識を同じような悩みを抱える読者の皆さまと共有したいと思います。
今回は語学に関係する内容です。おっくんには、これまで1回の留学経験(アメリカ)、3回の海外出張経験(中国×1回、インド×2回)と1回の海外駐在経験(インド)がありますが、インドでの生活/ビジネスは、おっくんの語学力不足を差し引いてもサバイバル。
この記事は、インドでの生活/ビジネスにおける負担を少しでも和らげるための記事です。
インドは、30近い州がありますが、それに伴うようにして、公用語のヒンディー語に加えて計21の憲法で公認された言語が存在します。
普段生活していると、英語もヒンディー語も通じず、その土地の現地語しか話せない人と遭遇することもあります。
しかし、最も多くの人が話せるのは、何と言っても英語とヒンディー語です。
英語だけではなく、ヒンディー語も話せると大変便利で楽しいと思いますので、基本的な文法をご紹介したいと思います。
↓前回は、「人称代名詞」をご紹介しました。
今回は、「コピュラ動詞」をご紹介します。
前回は、文章を作るための主語となる「人称代名詞」について勉強しましたが、この「コピュラ動詞」は英語のbe動詞のようなもので、文章を作る上でとても重要です。
以下の表は、コピュラ動詞の現在形(ヒンディー語をカタカナ読みで表しました)をそれぞれに対応する英単語で説明したものです。
日本語での意味はいずれも「です、います、あります」となります。
人称 | 単数 | 複数 |
1人称 | フーン です am |
ハェーン です are |
2人称 | ハェー です are |
ハェーン です areホー です are |
3人称 | ハェー です are |
ハェーン です are |
2人称・複数は、「ヘェーン」と「ホー」の2種類がありますが、使い分けは、各単語の先に出てくる人称代名詞によって決まります。
人称代名詞が「アープ(あなた)」のときは「ハェーン」、「トゥム(きみ)」のときは「ホー」となります。
下表のとおり、人称代名詞とセットで覚えた方が良いでしょう。
人称 | 単数 | 複数 | ||
人称代名詞 | コピュラ動詞 | 人称代名詞 | コピュラ動詞 | |
1人称 | マェーン 私 I |
フーン です am |
ハム/ハムログ 私たち We |
ハェーン です are |
2人称 | トゥー おまえ You |
ハェー です are |
アープ/アープログ あなた/あなたたち You トゥム |
ハェーン です are ホー |
3人称 | イェ この人 This ヴォ |
ハェー です are |
イェー この人たち These ヴェー |
ハェーン です are |
最後に、前回と全く同じ内容のヒンディー語の日常会話文を読んでみましょう。
前回勉強した人称代名詞と今回勉強したコピュラ動詞で、文章の大半が分かりますよね?
アープ キャセ ヘェン?
マェーン ティーク フーン
そうです。
一文目は、「あなたは○○ですか?」
二文目は、「私は○○です。」
という会話であることが何となく分かったのではないでしょうか。
「キャセ」=「どう(how)」の複数形(単数形:キャサ)
「ティーク」=「元気(good)」
という意味なので、つまり
How are you?
I am good.
という会話になります。
それでは、またお会いしましょう。ピル ミレンゲ-